暮らしの中のキリムと布@創芸工房(いわき市) Posted by tribe on 2016年11月23日 この季節は展示会が続き、このブログの記事の多くも展示会情報になってしまっています。 柏崎〜南部町〜福岡の後、福島県のいわき市へ来ています。昨日は福島沖を震源地とする大きな揺れがありましたが、たいした被害がなくほっとしています。 オリジナルのクッションカバーも作りました。暮らしの中のキリムと布 (遊牧民の手仕事)をいわき市の創芸工房さんで今週末まで開催しています。 会期:11月27日(日) 時間:am.10:30~pm.6:30 (最終日は5:00まで) <会期中無休> ~見る・使う・暮らす~ 普段使いのできる、遊牧民の機能・装飾・技法の美意識が表現されたキリムや布。和の空間とも相性の良い、昔むかしから 受け継がれた手仕事を紹介しています。 シャーセバンキリムとジャジム、マフラシュなどの袋物 西・中央アジアの乾燥地帯で農耕に適さない風土と地形山岳と高原地帯に適した遊牧、家畜と共に冬場は温かい低地~夏場は涼しい高原へ、現在も旅を続ける遊牧民。生活の道具は絨毯やキリム「敷物・ソフレ・プレイヤーラグ・袋物・テントベルト等」たんなる道具ではなく、毛織物に込められた手仕事の知恵と精神性が伝わってきます。 カシュガイ族やルル族のチャンテ(小袋)サドルバック、塩入れ袋、バンジャラ族の刺繍布など いわき市では『遊牧民の手仕事』の展示会を2年に一度のペースで20年ほど続けています。途中東日本大震災などで数年間お休みしましたが、ギャラリーのオーナーご夫妻の努力で復活しました。ギャラリーの多くはオーナーの手作りですが、天井が高く、大型のキリムや布を展示するには理想的な空間です。 東京ではほとんど展示出来ない4メートルに近いサイズのキリムを展示しています。 〒971-8141福島県いわき市鹿島町走熊小神山60-1 Tel/Fax:0246-29-3826 mail:info@g-sougei.com 創芸工房オーナーのブログも発信しています。 http://blog.g-sougei.com/ マーシュアラブ布、山羊毛キリム、アンティークキリム、インドのスカーフ等。 お近くの方も遠くからも、皆様のお越しをお待ちしています。