『彼方の手 此方の手』

Posted by tribe on 2025年9月26日
10月3日(金) – 10月7日(火)
神楽坂 BOOTLEG gallery1
12:00 - 18:00(最終日 16:00)
3(金) 4(土) 5(日)Samosa wala Timokeのカフェがオープン
@samosawalatimoke

「人の手はじつによく動く そして生み出す
彼方のクニで手が作り出したものたちそれを運び
此方のクニでその結びめをほどく
そこから聞こえる彼方からの声その声を届かせたいと思う
此方の手に届かせたいと思う」
BOOTLEG gallery @bootleg_ltd
〒162-0802 東京都新宿区改代町40 03-6804-8955
東京メトロ東西線 神楽坂駅より徒歩7分
※神楽坂からは下り坂があります
東京メトロ有楽町線 江戸川橋駅より徒歩5分
※江戸川橋からは平坦の道です
厳しい暑さが続いていましたが、朝晩は少し秋らしくなってきたように感じます。
古くからの友人のOgの小倉さんとKocariの吉野さんが長年継続されてきた
アジアの手仕事を紹介する『彼方の手・此方の手』に初めて参加させていただくことになりました。
お二人はタイやインドの布を長年扱うベテランで、今回で15回目となるアジアのテキスタイル好きには魅力的なイベントです。 会場は出版社の大型倉庫を改装した広々としたスペースです。
金・土・日はSamosa wala Timoke さんのサモサなどの食事も楽しめます。

「アジアの彼方から」
今回の展示ではインド~タイ~アフガニスタン~イランなどアジアの国々の手仕事が一堂に並ぶイベントです。
1980年以降アジアの国々は、近代化、化石燃料の採掘、内戦、グローバル企業による大規模な工場化などなどアジア各地は大きく変貌を遂げています。
かつての古き良き時代を懐かしく思う一方で、アジア各地の伝統の手仕事はかつてのような価格が安いだけの品物から、新しい技術や欧米のセンスを吸収しながら洗練されつつあるように感じます。
特にインドやタイでは化石燃料などの地下資源の争奪戦などにも巻き込まれることなく、それぞれの国のペースで独自の発展を遂げてきたと思われます。
内戦状態が長く続いていた、アフガニスタンでは近代化やグローバリゼーションの波に乗れず、皮肉なことに絨毯やキリムなどの織物の手仕事が外貨を得る大きな手段となっています。
今回の展示会はアジアの彼方から届いたオリジナルのアンティークラグから現代の洗練された作品まで幅広く展示いたします。
初秋のころ、ぜひお出かけください。
