絨毯もよう千夜一夜8. モチーフ図鑑4. (動物=アニマル)1.
少し時間が空いてしまいましたが、トライバルラグやテキスタイルに関するモチーフについての4回目です。 前回はボタニカルモチーフ(植物文様)でしたが、今回はアニマルモチーフ(動物文様)の1回目です。 トライバルラグの生みの親…
Goods(モノ) - テキスタイルの仕組み
少し時間が空いてしまいましたが、トライバルラグやテキスタイルに関するモチーフについての4回目です。 前回はボタニカルモチーフ(植物文様)でしたが、今回はアニマルモチーフ(動物文様)の1回目です。 トライバルラグの生みの親…
Goods(モノ) - テキスタイルの仕組み
少し間が空きましたが、モチーフについての3回目です。 しばらく前に書いたブログ(自然の中の人間)に「植物」の存在が我々人間に対してどれほど大切なのか書きました。 欧州の多くの世界創造神話や「聖書」に、人間は最も優れた動物…
Goods(モノ) - デザイン
前回の私たちを取り巻く「大自然」の恵と畏れを表す自然にまつわる文様の続きです。前回同様具体的な自然や自然現象を文様化して形に表したモチーフについてです。 しばらくはモチーフにスポットを当てますが、その次は独立したモチーフ…
Goods(モノ) - デザイン
「絨毯の文様から世界の文化が見えてくる。」 大袈裟ですが、これは文化服飾博物館の出版している「世界の服飾文様図鑑」の冒頭コピーの『服飾の文様から世界の文化が見えてくる。』の「服飾」を「絨毯」に変えてみました。 「世界の服…
Goods(モノ) - デザイン
イランとアフガニスタンのほぼ国境にある小さい村で、小高い丘のすぐ向こう側はアフガニスタンという場所に位置するのがチャルメサング村です。 チャルメはたくさんの、サングは石というような意味があり、直訳そのまま「石の村」が名前…
Infomation(コト) - 旅
前回までは主にトライバルラグに良く登場する文様を紹介しました。 今回はペルシャ絨毯に代表される都市工房の絨毯にも良く登場する、典型的表現についての考察です。 これまでに多くの研究者が様々な角度から、手織り絨毯の分類を行っ…
Goods(モノ) - デザイン
2回に渡って絨毯によく使われる文様を紹介してきましたが、いよいよ遊牧民が生活の道具として織るトライバルラグの文様についての考察です。 現在の芸術と呼ばれる「表現」は個人に依るものがほとんどですが、洞窟壁画や縄文土器などは…
Goods(モノ) - デザイン
人はいくら努力しても、星の瞬き、水の流れ、風に揺らぐ木々、馬の疾走などのありのままの自然を表現するのは難しいことです。 自然の風景、生物の様子などを身の回りの道具や衣装などに表現し続けてきたのが、トライバルラグやテキスタ…
Goods(モノ) - デザイン
絨毯や先住民族の手仕事に魅力を感じてからずっと文様の意味が気になっています。 若手の遊牧民研究者から文様について共同で調べて見ませんかという提案をいただき、文様への思いが復活してきました。 トルコキリムのガイドブックなど…
Goods(モノ) - デザイン
数年前に書き始めてそのままになっていた文章がありました。 現代社会における「ノマドワーカー」という新しい生き方について、本物の遊牧民(ノマド)との比較をしようとした時のものです。 今回のコロナ禍で圧倒的に増えた社会現象の…
Infomation(コト) - コラムその他
国際絨毯会議イスタンブールで念願の遭遇を果たしたJon Thompson氏ですが、その出会いは偶然にやってきました。 Jon Thompson氏がチェアーを勤める「イランの絨毯」についてのレクチャーは会議の4日目でしたの…
People/Book(人/本) - 人
前回の続きです。 最初に出会った子供達の後から、彼らの家族達が続々と現れ、最終的にはクルド遊牧民家族全員と会うことができました。 念願の本物の遊牧民に出会えたことでテンションは最高潮でした。 最初に犬を抑えてくれた少年の…
Infomation(コト) - 旅
2020年1月23日世界的な絨毯研究者であるDr.Jon Thompsonが他界されました。 とても影響を受けた本の著者であり、彼が生涯かけて研究と収集を行ったトルクメン絨毯の縁もありました。 一昨年のDr.Harald…
People/Book(人/本) - 人
30年間以上、無意識的に選んできたつもりでしたが、ある時、好みのトライバルラグにはある共通点があることに気がつきました。 その共通点とは、見ていてだんだんと愛着が湧いてくるものと、それほどでもないものとの違いです。 例え…
Infomation(コト) - コラムその他
引き続きVok collectionの3回目です。 今回は多くの愛好家、研究者、ディーラー、コレクターが認めるVok氏のスザニコレクションのごく一部を紹介します。 興味ある方は、Rippon Boswellのウェブサイト…
Infomation(コト) - テキスタイルニュース