展示会紹介(主に部族の手仕事の展示会)
Posted by tribe on 2014年10月18日
部族の手仕事を紹介する展示会をはじめてから、30年近くになります。
その年によって違いますが、平均して年間に15回〜20回くらいの展示会を行ってきましたのでこれまでに500回以上の展示会を開催してきた事になります。記録してきたわけでは無いので正確な回数はわかりませんが、正確に数えておけば良かったと今更ながら思っています。新しくなるこのサイトでも展示会の案内や展示会場のレポートはメインの記事として紹介して行きたい内容です。
東北での手仕事との出会い
北は札幌から南は鹿児島まで、地域や会場も様々ですが、そのうちの多くは東北地方での展示会です。八戸・弘前・盛岡・米沢・福島・いわき・須賀川(福島)などですが、不思議に東北でも太平洋沿岸の地域での展示会が中心でした。
ここ数年は様々な困難に見舞われている東北ですが、震災後もいわき市や八戸で展示会を行いました。
福島原発からほど近い浪江町で被災された方から、震災直後の様子などの話しをお聞きした事もありました。
部族の手仕事を通じて、日本各地の人々に出会える事はこの仕事の最大の充足の一つかもしれません。同時に日本各地に残されている、伝統文化に出会う事も多く手仕事を通じた交流も生まれました。津軽地方に残る女性達の手仕事こぎん刺し、南部地方の菱刺し、どれも日本の伝統的な手業です。
トルコやイランのキリムに見られるジジム=縫い取り織りとそっくりな東北の手仕事は、地元の人たちにも驚きの共通性を持って受け入れてもらえます。
世界の手仕事と日本の手仕事
これまで部族の手仕事を紹介する仕事を続けてこられたのは、地方での展示会が続いていたからという事を再認識しています。今後もこれまで通り展示会を続けて行くつもりですが、同時にこのサイトでも展示会の記事を紹介してゆきたいと思います。
現在の本拠地は東京ですが、リクエストがあれば日本各地どこでも展示会やイベントに参加しますので、お知らせ下さい。