「部族の用と美」南部町Galleyたなか1890 PartⅡ

Posted by tribe on 2016年10月26日

青森県南部町のGalleryたなかさんでの「部族の用と美」の展示会が始まりました。例年は冬支度ですが、ことしは比較的温かくお天気にも恵まれています。
毎年恒例の田中邸の庭のお手入れのお手伝いをさせていただくのですが、日々変わりゆく庭木の彩りも愉しめます。

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ギャラリーたなかさんのお庭
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良くお手入れされた苔が美しい

会期は10月30日(日)迄ですが、庭も今が見ごろです。
展示会場はこんな感じになっています。

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床にはキリム・ラグ・ギャッベを敷いています

原毛だけで織られた珍しい、カスピ海沿岸の村マザンダラン地方の裂き織り風の敷物、絨毯産地ハマダン周辺のボテ文様の村の絨毯、バフティヤリー族のサドルバックを広げた敷物、北アフリカベルベル族のタズナクトキリム&パイルなどを敷いています。

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キリムのコーナー

奥の部屋には、色鮮やかなシャーセバン族のキリム、アフガニスタンハザラ族の4m近いキリム、シックな色彩が和室にもぴったりのイランガズヴィン地方のキリムやとても織りの細かいアフガニスタンカライナウ周辺のダスタルハーン(食卓布)を並べました。

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サドルバックとトライバルラグ

インドの大八車の上に並べたサドルバックは、カシュガイ族、ルル族、バフティヤリー族のオリジナルのアンティーク、両脇にバルーチ族、トルクメンテケ支族のトライバルラグです。

美しい秋の空の朝です。どうぞお出かけください。