tribalstar collection vol.1  〜星文様のラグ〜 

Posted by tribe on 2021年5月20日

久しぶりに国立市で展示会を行います。現在会期1週間前ですが、予定通り開催の方向で準備を進めています。
国立は1990年頃から25年にわたって毎年展示会を行ってきた町です。
個性的な手仕事を扱う店や小さなギャラリーが多く、スーパーの帰りに気軽にギャラリーに立ち寄る人もいる、アートが身近な街の一つだと感じていました。
高いビルや大規模商業施設もなく、大学通りと呼ばれる銀杏並木の大通りは、どこかヨーロッパの小都市のようでもありました。
雰囲気のあるオーナーが居る、昔ながらの喫茶店や古書店や古道具屋さんも多く大好きな町でしたが、世代交代が進みオーナーのだいは変わりましたがお店は残っているようです。

ロージナ茶房珈琲書簡集コットンボールさんなど>

ただ此のところは全国どこにでもあるフランチャイズのお店が増えていると地元の人から聞きました。

★今回の会場は大学が多い南口とは反対の静かな北口ですが、駅から徒歩3分程の便利な場所が見つかりました。

<tribalstar collection vol.1  〜星文様のラグ〜>

会期:5月26日〜5月31日
時間:11:00〜19:00
会場:ガレリア・ルーチェ 国立駅北口徒歩2分 
住所:国分寺市光町1-43-21

5.11 tribal rug.DM
星文様の表現されたラグ

トライバルラグには夜空に輝く星をイメージさせるモチーフが多く表現されているように思っていました。
初めてイランに行った1988年、イランVSイラク戦争の真っ最中でした。
その年に長く続いた戦争が終結したのですが、真っ暗な砂漠の荒野で見た星空が忘れられません。
初体験のイランでは、2500年前の遺跡、山のように積まれた絨毯あるバザール、暑くて乾いた砂漠、濃くてフレンどりーな人々、どれもこれもが印象的でしたが、天空がこれほどに近いと感じたのはその時でした。
そして遥か昔から遊牧民達は、毎晩こんなに美しい星空を見ていたのだろうと想像しています。
昼間の激しく厳しい太陽が沈んだ後に現れる大きくて青い月や、様々に変化する川のような星々を深く感じていたのだろうと。。。
限りない宇宙につながる星々の文様世界を紹介します。

絨毯には星形のモチーフが多く表現されて来たのはよく知られた事実です。

5.21.tribal rug.DMphoto
星文様の表現されたラグ

20世紀を代表する絨毯コレクションにドイツ人コレクターのE.Heinrich Kirchheim の『ORIENT STAR COLLECTION』があります。
1980~1990年頃の欧米でのオリエンタルラグ収集の黄金時代に集められた16〜19世紀の星文様の膨大なコレクションです。
残念ながら収集したE.Heinrich Kirchheim氏はしばらく前に星となってしまいましたが、今年の秋には『ORIENT STAR COLLECTION Ⅱ 』が出版の予定です。
またコレクションの一部が、2021 10月2日出身地ドイツのRippon Boswellというオークションに賭けられる予定です。
今から絨毯好きの間ではかなり話題になっています。

orientstara. 1
「ORIENT STAR COLLECTION」

今回は主にトライバルラグにも表現される、星文様の世界を紹介したいと思います。