秋の北東北の展示会のお知らせ

Posted by tribe on 2023年10月20日

部族の用と美 2023.10.27(金)〜31(火) 
会期中定休なし 11:00 -17:00 最終日15:00まで 

三戸郡南部町福田間の原5ー1  tel.0178-84-2520
tribe @tribesakaki36 
ギャラリーたなか @Haashagenia1890

部族の手仕事の性質には、民衆性、実用性、多数性、安価性、協力性などがあります。
用と美の昨日と装飾性に溢れたトライバルラグの魅力を紹介したします。
田中邸の広いお座敷に敷き詰めて展示します。
皆さんに踏んで、座って、寝転がって手織り絨毯の感触を味わっていただけたらと思います。


『倉敷民芸館の初代館長外村吉之介氏の言葉から』
民藝品の性質には、民衆性、実用性、多数性、安価性、協力性などがあります。
民衆的なもの: 民藝品は貴族的な特別品ではない。民衆の中で作られ民衆の中で使われるものである。
実用的なもの: 民藝品は趣味品でもなくぜいたく品でもない。日常の実用品として用を離れることはない。
数多く作られるもの: 広く生活に結びつくためには、多く作られねばならない。
これは民藝品の根本の性質である。
安価を旨とするもの: 民藝品は一般の民衆が購入できる値段が本旨である。
高いものは実用品になれない。
健康なもの: 日々のように働くものは健康な性質が要求される。病的なものは実用に耐えない。
簡素なもの: 姿形の単純さこそ民藝品の特質である。複雑な装飾は用のさまたげになる。○協力的なもの: 個人の仕事は民藝品になりきれない。民藝品は工人達の協力から生まれ、公の美を示す。
伝統に立つもの: 伝統によって永い先人の知恵の恵みをうける民藝品は、個人の力を超える。
*このような性質の民藝品を尊ぶ見方は、美術工芸品を崇める人々から冷遇されましたが、西欧の人々の間に早く反応が起り、民藝美の精神への共鳴は世界的に広まるようになりました。そして今日では工芸を論ずるときには民藝の「用の美」論が欠かせないものとなりました。

今回はまさに『用の美=民藝』としての『トライバルラグ』を紹介したします。

tribeオールドラグ展 2023.11月3日(金)−12(月)
会期中定休なし 11:00 — 19:00 リタ 盛岡市開運橋通1-15  

オープニング企画「お話し会」担当榊

11月3日18時〜リタ店内にて 定員15名 お話し会の詳細はブログにてご案内します。
rita.ws
昔から遊牧民の女性が暮らしのために織って受け継がれてきた大切な絨毯。
そこにはデザインに願いや想い、時には織り手の遊び心を垣間見せてくれる唯一無二の魅力があります。
羊毛を草木で染め、長い年月をかけて織られた技術とセンスにあふれた伝統工芸です。
今企画展ではtribeが蒐集してきた希少なオールドラグの中から ミニサイズ~ラージサイズまで約100枚をご覧いただけます。
住まいと日々の暮らしを癒し、落ち着きのある日常に。

 tribe@tribesakaki36
リタ@rita_morioka