『冬を愉しむ品々』by TOMOSHIKI@奈良

Posted by tribe on 2015年12月15日

またまた展示会のご案内です。
今年最後の展示会は古都奈良の友人の企画に参加させていただくことになりました。

date:2015年12月18日(金)~21日(月) time:11:00~18:30

place:満月アンティーク 右隣スペース 〒630-8301 奈良市高畑町840-1

いよいよ冬本番。今回は、tomoshikiさんが選んだ、冬を愉しむための品々に参加させていただきます。

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Alpaca Linen Warmer (アルパカ×リネンウォーマー)
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アンデスウールカーディ&カットソー

冬を豊かな気持ちにしてくれる一品を探しにぜひお出掛け下さい。

tribe(トライバルラグ)/PUENTE(アルパカ製品)/
満月アンティーク(スープ皿等)/キタムラ農園(冬野菜・お米)/
tulla(インドのストール)/MILFOIL(オーガニックウェア)/
tomoshiki(ニット・冬小物)/チョコレート、その他色々…

*詳しくはtomoshikiさんのブログで紹介されています。→http://blog.tomoshiki.com/?month=201512

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*20日(日)には、キタムラ農園さんによる、
温かい飲み物(甘酒・スープ)の販売があります。(売り切れ次第終了)
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こちらから出展するものも紹介してゆきます。

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シスターンバルーチサドルバック表皮(パイル)

tomoshikiのお二人もお好きなバルーチ族のバックの表皮です。
バルーチ族といっても主にはイラン〜アフガニスタン〜パキスタンと広大な地域に生活しているのですが、写真のサドルバックの表皮はイラン東部〜アフガニスタン西部のシスターン地方の遊牧するバルーチ族によって織られたものと思います。シスターン地方のバルーチ族の毛織物の特徴はとにかく、色彩が落ち着いているのことです。暗いところで見ると全体が黒っぽく、ほとんど文様も見えないほどですが、実は焦茶、黒、濃い臙脂色などのシックな色が中心にアレンジされているものが多いです。また生成り(羊毛)の白がアクセントになっているのも特徴です。

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ホラサーン地方のバルーチ族のサドルバックの表皮(紋織り)

イラン東部〜アフガニスタンの古都へラートはバルーチ族のなかでもテイムーリと呼ばれる人達が暮らしています。シックな色彩の中に鮮やかなブルーを配するキリムやラグがバルーチマニアの間でも人気です。このサドルバックの表皮は有に100年は経ていると思いますが、時間が経つほど冴える羊毛の色彩を存分に味わえる一枚です。

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パイルと紋織りが交互に入った珍しい袋物

イラン東北部ホラサーン地方の赤が利いたバルーチ族の袋の表皮です。様々な技法を駆使する織り物上手なバルーチ族ですが、パイル(結び)と紋織りだけの組み合わせは珍しく、使うことで艶々になったパイルとキリッと引き締まった平織りのコントラストが面白いトライバルラグです。
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今年最後の、自分へのご褒美などに、とっておきの一品を探しに冬の奈良へおこし下さい。