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カテゴリ>> 部族の手仕事

草原の赤い絨毯 ~トルクメン族の絨毯文化~vol.1

トルクメンとは?いったい何処に住んでいて、どんな人達なのか? 「99%行かないかもしれない国」というTV番組がありましたが、そのなかでも中央アジアの北朝鮮、独裁国家トルクメニスタンと紹介されていました。確かに一般的な日本 […]


抜群のセンスとテクニックを持つ 、「不思議なバルーチ!」

このところネットショップやアンティーク家具のお店などでトライバルラグ(部族絨毯)を扱うふえているようです。そんなショップを見ているとバルーチ系のラグやキリムが多く見られます。その理由として現地での生産量が比較的多く、価格 […]


民族・部族の手仕事を知る 〜美人と長生きの国!〜コーカサス地方の手仕事

〈民族・部族の手仕事を知る〉のコーナーでは世界各地の民族や部族地域の伝統的な工芸品を中心に、ぞの地域や民族・部族の特徴やエピソードなどの四方山話的な要素も取り混ぜて紹介していきたいと思います。 今回紹介するのは欧米で圧倒 […]


湿原に生まれた布 〜マーシュアラブの失われた刺繍2.〜

このところ揺れ動くアラブ地域ですが、かつては美しい手仕事が存在していた地域でもあります。現在激しい戦闘地域になっているイラク北部のモスルという町は6世紀のローマで「織られた風」と呼ばれた、極薄で透き通るような幻の布(モス […]


アフガニスタンテキスタイル ナマッド(=フェルト)との出会い

ここではこれまでに扱った部族の絨毯・キリム・テキスタイルの中で印象に最も印象に残っているものをご紹介させていきたいと思います。 これまでに数えきれない程のラグやキリムを見てきましたが、このフェルトは量感、力感、浄感のどれ […]


遊牧民の元祖クルド族の毛織物

遊牧系部族のなかで、今回紹介する【クルド族】は歴史的も人口的にも欠かせな部族です。このところもっとも危険なイメージのするイラク〜シリア〜トルコ〜イランにはるか昔から生活していたのががクルド民族です。 少数民族と紹介される […]


失われたイラクの手仕事 マーシュアラブの刺繍布1.

今一番新しいのは、モダンライフにラフで陽気な世界の民芸(手仕事)を組み合わせたインテリア! 上は2月10日発売のCasa BRUTASの最新号「世界の民芸と、スタイルのあるインテリア」特集号のヘッドコピーです。 30年待 […]


裁判官の娘(ドクフタレ・カジイ)と呼ばれる絨毯 バルーチラグ(第1回)

バルーチ族の絨毯には神秘的な魅力があるようで、世界各地に熱狂的な愛好家が存在し、バルーチ族だけの絨毯やキリムを集めた専門書が何冊も出版されています。なかでもドイツにはバルーチコレクターも多く、バルーチ族のお祈り用絨毯だけ […]


トライバルラグから知る遊牧民文化 その1(西・中央アジアの遊牧民の生活とは)

トライバルラグのルーツのうち、やはり切っても切り離せないのが「遊牧民」です。 最近ではスターバックスなどでPCを開いて仕事をされている方などをよく見かけますよね。 4、5年前からああいったスタイルの「ノマドワーカー」とい […]