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絨毯もよう千夜一夜7. モチーフ図鑑3.(植物=ボタニカル)

少し間が空きましたが、モチーフについての3回目です。 しばらく前に書いたブログ(自然の中の人間)に「植物」の存在が我々人間に対してどれほど大切なのか書きました。 欧州の多くの世界創造神話や「聖書」に、人間は最も優れた動物 […]


絨毯もよう千夜一夜6. モチーフ図鑑(自然)2.

前回の私たちを取り巻く「大自然」の恵と畏れを表す自然にまつわる文様の続きです。前回同様具体的な自然や自然現象を文様化して形に表したモチーフについてです。 しばらくはモチーフにスポットを当てますが、その次は独立したモチーフ […]


絨毯もよう千夜一夜5. モチーフ図鑑(自然)1.

「絨毯の文様から世界の文化が見えてくる。」 大袈裟ですが、これは文化服飾博物館の出版している「世界の服飾文様図鑑」の冒頭コピーの『服飾の文様から世界の文化が見えてくる。』の「服飾」を「絨毯」に変えてみました。 「世界の服 […]


じゅうたん模様千一夜4. 伝統絨毯に使われる文様世界2.

前回までは主にトライバルラグに良く登場する文様を紹介しました。 今回はペルシャ絨毯に代表される都市工房の絨毯にも良く登場する、典型的表現についての考察です。 これまでに多くの研究者が様々な角度から、手織り絨毯の分類を行っ […]


じゅうたん模様千一夜3.トライバルラグのモチーフ2.

2回に渡って絨毯によく使われる文様を紹介してきましたが、いよいよ遊牧民が生活の道具として織るトライバルラグの文様についての考察です。 現在の芸術と呼ばれる「表現」は個人に依るものがほとんどですが、洞窟壁画や縄文土器などは […]


じゅうたん模様千一夜2. 絨毯に良く使われる文様世界

人はいくら努力しても、星の瞬き、水の流れ、風に揺らぐ木々、馬の疾走などのありのままの自然を表現するのは難しいことです。 自然の風景、生物の様子などを身の回りの道具や衣装などに表現し続けてきたのが、トライバルラグやテキスタ […]


じゅうたん模様千一夜1.トライバルラグのモチーフ1.

絨毯や先住民族の手仕事に魅力を感じてからずっと文様の意味が気になっています。 若手の遊牧民研究者から文様について共同で調べて見ませんかという提案をいただき、文様への思いが復活してきました。 トルコキリムのガイドブックなど […]


深層意識と絨毯 クラウドバンドべシールvol.3.

前回のクラウドバンドべシール絨毯から見た「深層意識とトライバルラグの関係」についての続きです。 昔々、手織り絨毯に関する研究会を組織していた際、年に数回「じゅうたん会議」という会員向けの会報を編集していました。 およそ1 […]


トライバルラグマニア憧れのトルクメンエンシ vol1.

仕入れの旅に出かける際にいつも思い出す言葉があるのですが、それは「虎穴に入らずんば、虎児を得ず(危険を冒さなければ、大きな成功は得られないことのたとえ)」という諺です。 戦争中のイランやアフガニスタンの国境地域、パキスタ […]


文様の先にあるのものとは? 〜文様の発祥と未来〜

所沢市の航空公園近くのギャラリーforma(ファルマ)さんにて10月31日迄展示しています。24(土)は2回目のお話をすることになっています。 移転した清瀬からほど近いギャラリーですが、ギャラリー経験も豊富で布好きなオー […]