People/Book人/本

「NOMADS IN ANATOLIA」By Dr. Harald Böhmer  〜草木染に一生を捧げた人 〜 vol2. 『アナトリアキリムの部族分類』

暫く間が空いてしまいましたが、Harald Böhmer氏の業績を引き続き紹介したいと思います。 天然染料についての書籍「KOEKBOYA」の功績があまりにも大きくついついその紹介が中心になってしまいますが、Harald…

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民藝とトライバルラグ2  柳宗悦はトライバルラグをどう見ていたのか?  

今回の自粛生活の中で本の整理をしていましたが、どうしても溜まる一方の書籍の群。 これ以上本を増やさないようにとBook Walker(ブックウォカー)という読書アプリを導入しました。 ご存知の方も多いかと思いますが、am…

People/Book(人/本) - コラムその他

🐦ハマダンの小鳥占い 旅で見た夢-2

イラン西部に位置するハマダンという町には何故かひかれるものがありました。 現在はハマダン(ハメダン)と呼ばれていますが、遠い昔は「エクバタナ」という地名で、どうもその響きに魅せられていたようです。 エクバタナとは古代メデ…

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鎌田由美子著 渾身の絨毯研究書『絨毯が結ぶ世界』その②

今年の祇園祭はあっさり終ってしまいましたが、蒸し暑い夏は今も続いています。 数年前に出かけた祇園祭りは、大形の台風が近づいてきていて、いつ上陸してもおかしくない状態で、冷房の利いた室内から外に出ると、眼鏡が真っ白に曇って…

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「絨毯とタピスリー」 バブル経済絶頂期を象徴する雑誌

1980年に出版された「絨毯とタピストリー」という本(雑誌)を紹介します。この当時の日本はバブル景気の絶頂期を迎える直前でした。読売新聞社から出版された本格的な『手織り絨毯』に関する、最初で最後かもしれない豪華雑誌の特集…

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「よく晴れた日にイランへ」 蔵前仁一さんのイラン旅行記

このブログでも何度かイランという国が誤解されている事を紹介してきましたが、「よく晴れた日にイランへ」はそれを証明するような現代のイランがどういう国なのかがよくわかります。 旅行人という旅行関係の出版社を運営し伝説的な「旅…

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趣味の価値 脇村義太郎著 ~ペルシア絨毯の価値と流通史~

今年のゴールデンウィークも大英博物館展やルーブル美術館展などが開催されているようですが、このところは数多くの美術品や歴史的価値を持つ貴重な品々が日本の美術館や博物館でで展示されるようになりました。今は世界的なコレクション…

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タテ糸の張力とヨコ糸のバランスで織り物が生まれる?!

織り物好きはもちろん、そうでない方にもオススメの一冊です。 『糸から布へ』小林桂子著 日貿出版社 500ページに及ぶ力作で、中味は著者の手書きによる織りの構造解説図と、技法ごとによる実物やイラストの紹介が満載です。在野の…

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「トルコ絨毯が織りなす社会生活 」田村うらら著 ~絨毯研究の方法とは?1.~

ずうっと紹介しようと思いながら、しばらく時間がたってしまいましたが、日本における絨毯研究にとって素晴らしい内容の本が出版されています。タイトルは「トルコ絨毯が織りなす社会生活」です。このブログでも世界の絨毯(手仕事)と日…

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推薦!トライバルラグを知るための本「Carpet Magic.」

よくWEBサイトや雑誌で見かけるモノとは裏腹に「もっとデザイン性の高いモノや本格的なモノはありませんか?」といった質問を受けることがあります。 キリム・トライバルラグなどのテキスタイルを考える上で欠かせない情報源として、…

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